日記、メモ/由比良 倖
いんだけど、僕は社会的な感情が大好きだ。例え宇宙の全てを感じられても、そこに生活感情が欠けていたら、それだけで、大切な何かが抜け落ちていると感じる。それがたとえエゴイスティックで、ちっぽけな感情であっても構わない。この生きている現実の中で、きらきらしたものに出会いたい。
苦しくてもいいから、答えを知りたいと思っていた。幼い頃から、長いこと。多分、最近まで。先月にもまだ、答えばかり探していた。だって、生まれてきて、生きてきて、答えを知らずに死ぬことなんて出来る?
今は、少し考え方が変わっている。でも、具体的にどう変わったか書くには、今日は疲れすぎている。
*(2月16日の日
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