ある冬の日/番田 
 
冬の散歩に出かける時に見かけた
カモメが 飛んでいた川
ここからは 海は 遠いのだが
きっと渡り鳥のように飛んできたのだろう
ここに 無かった エサを求めて


今は どこを 飛んでいるのだろう
僕は 時計を気にして
今日も生きてはいるけれど
あまり幸せには出会えずに
電車に乗って 港を目指すこともあるけれど


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