独り言2.3/ホカチャン
 
○「被災者の心」
笑い声や冗談が出るようになったが
先のことを考えるようになったら
眠れなくなってきた

○「田舎冬景色」
田舎は
見渡すかぎり年寄りばかりだ
荒れ地や空き家も目立つ
夜が降りてくると
真っ暗闇につつまれる
もう一度都会の満員電車に揺られてみたくなる

○「詩作とは」
詩作は作曲のようなものか
音符の代わりに言の葉を譜面に配置していく

○「男女平等」
寂しさや孤立に耐えてこそ
平等はえられる

○「坐禅会」
無料でお菓子までくださるのに
毎回坐りにくるのは4.5人である
世の中どうなっているのだろう?

○「性加害報道」
人間調子のいいときほど
言動に気をつけなければいけない

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