EVER BELIEVE IN/TAT
いかしたパンクバンドには
物を投げるようにと
そもそも
ピストルズから教わったんだ
小綺麗な洒落た商業ロックではない
パンク(ゴミ)のロック
客席からブーイングされ
物まで飛んでくるが
「知るかよ」と雑音を掻き鳴らし続ける
三つのコードだけを稚拙に繰り返すような
そういうものがカッコよかったんだ
あの頃のロンドンや世界のキッズ達は
商品になってないような生身のロックに
しびれたんだ
というかまあ
ロックってそもそも商品にしちゃだめだからな
だって「手作り何とか」って食べ物を工場で大量生産して金儲けに成功したとしても
それは致命的に嘘
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