いつまでもいる/
かち
鎌倉の改札秋寒し
泥水のような缶コーヒー話しかけても答えない
秋の雨歩けば歩くほど薄れる意識
秋の雷存在はだんだんほどけて消える
七里ヶ浜欲しくもないものを欲しがっている
秋の海いつまでもいる
夜寒からっぽなものをあげる
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