つれづれと俳句/朧月夜
 
われからに過去の思いで時に秘め

思い出を心に刻む曼殊沙華

秋日傘差しても日焼けは避けきれず

三日月や見つめる我は遠くに失せ

秋の宵父は晩酌ひとり静か

虫の声を聴いて眠るは幸福か
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