『いのちのかたち』/武下愛
ふりこにふれるたびに。このおもいでもちかいうちに。うけつがれていくのかな。ってなっていく。たかなるのはなんですか?
もしてつくられたもぞうひんであっても。わたしたちのあかしとしてのこる。いみはすべてにあって。つたえるためのことばでつたえたいこと。なだらかさでつたえたい。むしょくとうめいのえきたいだから。すべてがながれてしまうようで。つながってる。
いしとしてあるのであれば。すなつぶになったすべて。だきしめてるようでだきしめられてる。もっとみつめていく。りゅうしのもとにはげんそになっていくわけだけど。はじめてみたときにきめてしまうことが。おもみをもって。ふかしていく。
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