シナリオ・百合崎高校馬券部始末記?/平瀬たかのり
扉を強く閉じ部屋を出て行く涼歌。
勝「(頭を下げ)申し訳ありません」
そのままゴチンとテーブルに頭をぶつける
勝。
真理「お父さん?」
勝「はぁ〜〜あ、叩いちゃったよ涼歌のこと。
俺、叩いちゃったよぉ〜〜」
美雪「お父さん……」
勝「いや、違うんだよぉ。違うの。俺さぁ、涼
歌叩く資格なんかないんだよぉ」
美雪「資格?」
勝「だってさ、俺高校の時、日曜になったらパ
チンコ行ってたもん。自転車で片道八キロか
けてよ、涼歌みたいに一レース千円だけなん
てルール決めてないよぉ。出りゃあ出るだけ
打ってたよぉ。帰るとき決まってオケラだよぉ。
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