シナリオ・百合崎高校馬券部始末記?/平瀬たかのり
たときさ」
涼歌「うん」
キャロル「あのときさ、乳首痛いくらい勃っ
てさ。アソコもすごい濡れてさ、下着汚す
くらい。あんなになったのわたし初めてで
自分でもびっくりした。でもそのとき分かっ
たんだ。わたし、この子とセックスしたい
んだなって――このキャンプでさ、華織に
話すつもりだったんだ。受け入れてくれる
なんて思ってない。でも、知ってほしかっ
たんだ。あの子にわたしのこと。知った上
で、今までどおりでいてほしかったんだ」
涼歌「キャロさん」
キャロル「でも、でもさ、もうさ――知らな
かったよ、そんな子供の頃からさ、彼氏と
さ――」
布
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)