タビラコと仏の座のロゼット/為作
いることをさして云います。語源は八重咲きの薔薇の花の姿「rosette」より連想されたと伝えられています。植物がロゼットを形成する理由は用途によってさまざまですが、身近に見れるものではキク科のタンポポがあります。?合唱曲「タンポポ」の歌詞の中で「雪の下の故郷の夜、冷たい風と土の中で。」と歌われているのは冬越しするタンポポのロゼットのことでありましょう。タンポポのロゼットはこの歌詞のように根は土の中で、葉は(冷たい風)土の上で冬を越します。?又、タンポポの種子についても申しあげませば、種類や固体により差はありますが、カントウタンポポの種子は9月から10月の時期頃に発芽することが多いといわれています。
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