ひとつのおおきな詩(改訂)/ひだかたけし
 
内部から
いきなり
つぎつぎ
現れ溢れる

言葉たち

色とりどりの
増殖する円の群れ
上方に伸びる大三角形

熱 帯びながら、燃えながら

直観に捉えられ
交わり結び
優雅にたゆたい

ひとつのおおきな詩に溶ける
ひびきあうひとつの現と成る







戻る   Point(3)