かぐや姫の物語り/足立らどみ
ずだろう。
その昔、遠い村の人々は「何々郷の何亮の長女が生け贄にされた」などの
ほんとうと噂の空気の中を生きていて、大人たちはみんな知っていたけど、
子供たちにはかぐや姫の話をしていたのだろう。
しかし、選ばれて、身内を連れていかれた家族たちは、断腸の思いだった。
一泊二日の旅行で、富士市富士宮市にある食事処のサービスの酷さには、
もう呆れ返ったけれど、地元民のちょっとした仕草や雰囲気から優しい人が
多いと感じたのは、人柱制度が無くなっている現代人たちは、一生を子供の
ままでいられるからなのかもしれないと思う
ここのとこはいつの日か時間のある時にでもまとめておきたいテーマです。
あるいはよそ者の私が今年の生け贄だったというオチでもあったのだろうか。
(だったらとても嬉しい限りなのに)
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