マラソング/madoka
りにつけなかった
みんな何を待っているのか 何を探しているのか
手にとるように分かってしまって ベタベタして居心地が悪い
満員電車であんあにも くつっいているのに隣のおじさんの
名前もしらなくて ただ輪郭でけが移動する
ひとりひとりの呼吸が これからの未来を予知しているようにおもえて
熱くなってノドがつまって むせた
なんだって良いんだけど 行き先も 決定的な結論もなくたって
足を交互に1.2.1.2.とだしてゆけば
体も心もそれにあわせてリズムをとりだすから
横ではメガデスが激しく叫んで詩ってくれるよ
一喜一憂なんかしながら足りない位に欲しがって
こんがらがった日常のヒモを好きなように ほどいてゆけば良い
そう ゆっくりと時間をかけながら
それもまた最高潮のエクスタシーになる
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