こころのらっぱ/秋葉竹
みたいな悲しみや
傷みたいな苦しみも
けっして無くなったりしない
それは人が創り出した街ではなく
むかしからある自然のように
けっして絶えることなく
在りつづけるものなのだと
知っているんだ
知っているんだよ
だからこそ
こんな爽やかな明るい朝の
たいせつさが
わかるし
だからこそ
この愛を伝えるための
こころのらっぱを
吹き鳴らすんだ
言葉にすると
こんな感じかな?
『だからこそ
みんな
愛しているよ
愛しているんだよー』
それは
甘ぁーい
いちごシロップみたいでも
こころをやさしくする
レトロなメロディーかも
しれない
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