眼の前にある時の彼方へ/
ハァモニィベル
時間(とき)が滑りおち
仄かに凍りそうだったあの頃があらわれる
何かが永遠だったあの頃だけが
今も 時々 溶けては流れ
どこまでもあっという間に 過ぎてゆく
その時々だけが
まるで嘘のように
どこまでも真実(ほんとう)であった
*
戻る
編
削
Point
(1)