女學生日記 五十八/TAT
 
私の所へ集つてゐる様な氣がしてとても喰べて居れません
其んなことで無理をしたのか胃腸が惡くなつて夜じん麻しんが体中一杯出てかゆいやら痛いやらでねむれなかつた
じつとして居れない
病氣つて本當に不自由なものだなあ
藥を吸んで寢た



三月十一日 月曜
天氣 晴
起床 二時三〇分
就床 九時三〇分

朝礼鷲尾先生で色々の行事についてお話がありました
今日は裁縫と理科でした
圖書室で掃除をして歸りました
ノ|ト(五)鉛筆キヤツプ(十)


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