女學生日記 五十八/TAT
石碑等とても??多くさん大きな立派なのがありました
墓所の廣さは講堂よりずつと廣く古松が亭々と聳え下には丸い平い石がずつと敷つめてありました
非常に立派でした
それから山を越えた
私は革靴だつたので行きにもう豆が出来てとても痛かつたのを我慢して靴を引ぱつて行つたのだから山の中で靴をぬいだけど岩でとても痛かつた
時間が足りなくて汽車の人達が遲くなると不可ないと云ふので途中から?行軍で駈足をしたり早く歩かれたりしたので殘念乍ら靴を引づつては走れないから落伍してしまつた
元氣は溢れてゐるけど足が痛いから仕方がない
五時家にかへる
夜??する
明日は試驗です
体が大層だるい
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