はじまりの唄/なつき
 
不定形の想いの
崩れるその先には
俺にはまだ解らぬ
謎だらけの轍が
埃を被っていた
誰にも知られぬまま

涙枯れ果てて
叫んでみたって
誰も追いつけぬ
肋を急くだけ

何故だろう、生きるのってこんなにもしんどくて
ただ普通でありたかっただけなのに
見果てぬ夢、三たび散った

二度とない後悔、躰が軋む、でも嫌いじゃない
のし掛かる愛
さぁ、行こうか
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