シナリオ・駒は乙女に頬染めさせて?/平瀬たかのり
苦労して、
ちゃんと走るように調教した馬だから、だれにも乗る権利
なんかない』って。でも、そこは全然載せてもらえてなくって……」
寿々芽「そっか。うん。分かった。もうなんも言わなくて
いいよ」
姫香「わたし、新聞読んでびっくりして。強奪とか、そん
なのわたし、言ってない……あんなの、ひどい。ひどいです……」
●〈画面二分割終了。姫香の顔、消える〉
寿々芽「こらぁ泣くな。大丈夫、分かったから。わざわざ
電話ありがとうね。うん、うん。分かったってば。なに
謝ってんの。今度こっちきたらご飯行こうよ。うん、うん。
じゃあね。ありがとうね。うん。じゃあね」
電話を
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