シナリオ・駒は乙女に頬染めさせて?/平瀬たかのり
 
うんだ。
 あのままのマリアに乗れたらなって、そう思うんだ」
   マリアラパスを愛撫し続ける寿々芽。
    ×     ×    ×
   マリアラパスの体に身をもたせかけ眠っている
   寿々芽。
    ×     ×    ×
   朝。立っているマリアラパス。身を屈め、眠る
   寿々芽の顔を嘗める。目覚める寿々芽。
寿々芽「……ん、んぅ?」
   マリアラパスの舐りは止まらない。
寿々芽「分かった。分かったからちょっと待ちなよ」
  身を起こす寿々芽。マリアラパスの顔を手挟み、
  その双眸を見る。
寿々芽「熱、下がったんだね。よかった」
   顔を寿々
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