えいえん/
ひだかたけし
やわらかな毛布にくるまり
天井に響くヘリコプターの爆音
次第に遠退いて行くのを聴いていた
ずる休みした日に、
学校にたまぁに
どうしようもなく行きたくなくなって
畳の小部屋に懐かしい世界、
僕はたゆたい
永遠を胸に抱いて
えいえんをむねにひびかせて
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