女學生日記 四十五/TAT
それを行つてゐるのは知らないで行つてゐるよりもまだ惡いのだと考へるからである
あゝ併し悲しいかな私は後者なのだ
しつかりやらう
お晝からピアノの?習のことで小宮さんのお家へ行つた
夜習字を?習した
十二月二十四日 日曜
天氣 晴
起床 七時〇分
就床 十時〇分
今日はとても朝寢坊をしてしまつた
お休の第一日からしかも家庭鍛?の日
こんなに遲くては不可ないと思つた
今日手袋が片方出来上つた
今日兄さんが眞桑の御?父様の所へお行きになつた
十二月二十五日 月曜
天氣 晴
起床 六時三〇分
就床 九時二分
毎日??とても暖い
今年中に
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