日記読めよ。マジでさあ/こんにちは!みんです
つ短文であるだけに尚と内容が掴みにくい。嘉村(引用者中:嘉村礒多という小説家)についての一文も、すでに知られている部分へ屋上屋を架したものにすぎなかった。(中略)かような内容の私信を、自著に序文代わりに掲げる心情とは、一体どう云うものなのだろうか。この文芸批評家の恥辱の在りかとは、一体奈辺にあったのだろうか。「こりゃ、ひどすぎるわ。殴るにも値しない人だったんだ」(西村賢太『苦役列車』新潮社2011年 p.141L13〜16、p.143L6〜8)
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ここでは、日記や随筆とは異なるが「独り合点」な「私信」的性質を持つ「短文」を「文芸批評家」の立場から小品集として刊行したことに対する激しい憎悪
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