夜更けの安らぎ/
ひだかたけし
ずんずんずん、
歪む脳髄かかえ
夜が更けゆく
横たわる、
私は巨大な恒星を視る
光の鼓動、
闇の胎動、
悪は善と成り
善は悪と成る
光と闇、善と悪
ひとつの均衡 安らぎの到来
「コンビニ弁当はパーフェクト不味い!」
私の言葉に
笑い転げるあなた、
スマホの向こう
巨大な恒星は横たわり
波打つ瞬間に瞑目する
未知なる明日の足音に、青く輝く大洋 広がり
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