こいねがう/
ひだかたけし
木星、輝いて
夜の冷気に
橙色の灯り
向かいの家
スッとする、すっとするんだ
わたし
またピーナッツ頬張りながら
夜の深まりを
感じ 静まり
未知の明日を 請い願う
未知の輝きを 恋い願う
震えながら、恐れながら
戻る
編
削
Point
(4)