自殺をがんばる人たち/モマリサ公
 
こないだの誕生日 
仕事帰りに 
父と遅い夕ご飯を「ファミリーレストラン」で一緒に食べた 
「もう駄目だと思ったら自殺するよ元気なうちに」 
とかいうので 
「遺族が面倒なので自然死にしてほしい」 
といっておいた 
「元気がある」うちは自殺するかもしれないので 
本当に遺族に迷惑のかからない自殺があるなら 
はやめに自分で調べて教えてあげようとおもった 
元気がなくなってきたら 
こまめに連絡をとりあうとか 
自分が後悔しない方法は考えた 
生きている人間にたいしてすべての時間は平等なので 
その時間の内容や密度 
が重要である 
その人がたとえ自殺しようとも 
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