詩の日めくり 二〇二二年五月一日─三十一日/田中宏輔
中に、反乱分子がおり、走路の一部を停止させた。主人公は技師長で、その反乱分子の代表者と一騎打ちの争いをした。主人公は無事に元の秩序を取り戻した。
2作目は、アーサー・C・クラークの「海底牧場」鯨をサメから守っている主人公。イルカの仲間とともに、サメをやっつける。梗概のように短い作品だ。
二〇二二年五月三十一日 「草原」
3作目は、レイ・ブラッドベリの「草原」完全自動の家を買った一家の話。子供部屋の壁がアフリカの草原になっていて、ライオンが獲物を食べている。写実的なその映像に両親は息子と娘の精神状態を心配する。さいごは、親は子供部屋でライオンに襲われる。この物語は以前に読んだ記憶がある。ネットで調べると、『シミュレーションズ -ヴァーチャル・リアリティ海外SF短篇集』で読んだみたいだ。自分の部屋の本棚を見ると、あった。「草原」は、さいしょに収められた物語だった。
@lzSbTWvooJWritQ レイ・ブラッドベリの暗い一面がうかがえます。
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