詩の日めくり 二〇二二年五月一日─三十一日/田中宏輔
 
出来はいい。


二〇二二年五月二日 「山田裕彦さん」


 ことしの3分の1が終わって、きょうはもう5月の2日だ。読書もあまり進まず、毎日、だら〜として過ごしてる。仕事をしているときは緊張しっぱなしだけれど。一日のうちの半分の時間、布団のうえで寝ている。ほかのひとは、どう過ごしてるのかな。謎だ。

これからジミーちゃんと、部屋飲み。きょうは、どんな話が聞けるのか楽しみ。

地震だ。

 山田裕彦さんから、詩集『囁きの小人』を送っていただいた。ぼくには発想することのできない言葉の運動体を眺めているような気にさせられる詩句が綴られている。ぼくより6、7年ほどお齢を召されている
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