あえて神殺しの汚名を受けて/秋葉竹
 
ひるまない。
私は、うちひしがれない。
私は、沈まない。

ただ、捧げるこの想い届け!
あゝ、神殺しの汚名をたとえば受けたとして

私は、真っ直ぐに
生きていられるだろう、

私は、だれの目も
真っ直ぐ視つめられるだろう、

私は、けっして
汚れることを厭ったりしないだろう、

私は、だれよりも
しあわせな世界に生きてゆけるだろう。

それがたとえば
大嘘だとして。
そんな大仰な、嘘を
私は死ぬまで
つきつづけてゆくだろう。

そしてそれこそが、
神を殺したものの
受ける
罪と罰だと
胸を張って云いきってしまうだろう。








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