あえて神殺しの汚名を受けて/秋葉竹
 
  

正義が投げ棄てられ
世界がそれを嘲笑したとき
そのとき初めて神さまは
悲しいお顔をなさるのでしょうか?

至上主義、
の人々はみな必ず正しいものを
それぞれの胸に抱えこみ
それはたとえば
みんなに伝えることができなくても

そこには真実があると
狂ったように信じこんでいる

愛する人よ、
それが私にとっては君なのだと
云ってしまっては
いけないだろうか?

あゝ、神殺しの汚名をたとえば受けたとして
そんなものなにひとつ私を
困らせたりはしないだろう

この体は君に捧げるために
この純血は君に捧げるために
この熱情は君に捧げるために

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