世界の途、一人の未知/
ひだかたけし
はいくよ、独りでいくよ
ポップに弾けて
落ち込む必要ない
突き破った、
突き抜けた、
肉に悶え肉と苦悩し
極北の荒れ地にて
砂場で遊ぶ子供、
離れていく
別れていく
夢中で明るみ
世界に足付け
世界に寄り添い
より深みの太陽へ
タマシイの大洋を泳ぎ
*
雪に孔雀は舞い、陽に跳躍する子の疾走
独り人、内なる宇宙へ故郷へ還っていく
開けるもの訪れるものを
拍を刻みながら待ち
*ルドルフ・シュタイナー『宇宙論・宗教・哲学』より引用
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