2003年の(cap verses / そよ日暮らし投稿作品)/板谷みきょう
思い出さないように してたから
忘れることさえ できなくて
いっぱい陽が昇ってから眠る
いつのときでも いつもいつも
さいわいなるかな不幸な人は
生命を辞めた恩師を偲ぶ日
こころしずかに 夜を歩けば
何もできない気持ち トボトボ
それで終わり なんだか前向き
あこがれの地図を ください
顔が見たくて どこまでも
雨でぬれてた アスファルト
舞い散る桜 汚れた花びら
ごめんなさいって想うんだよ
心一杯 ゆきかぜみたい
アカシアやポプラのわたげ
空はどこまでも 青く澄んで
高く舞う ためらいが
★*゚*☆*゚*★*
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