詩の日めくり 二〇二二年一月一日─三十一日/田中宏輔
 
破瓜のまったくない、うつくしい本だった。

 山本育夫さんから、詩誌『博物誌50』を送っていただいた。山本さんの詩篇、濁音がすべて清音になっていて目をひいた。ぼくも頭のなかだけで同じこころみをしたことがあるけれど、うまくいかなかったのでやめた試みだった。山本さんのはうまくいってるようだ。 https://pic.twitter.com/BeALoWlxtk


二〇二二年一月十二日 「郡 宏暢さんとえいちゃん」


 郡 宏暢さんから、同人詩誌『unedited』の第3号を送っていただいた。郡さんの詩作品「浮標」を読んで、静かな詩を書く方だなと思った。ぼくがはじめて書いた詩「高野川
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