詩の日めくり 二〇二二年一月一日─三十一日/田中宏輔
 
いなくなったことを嘆いた。


二〇二二年一月二十日 「夜間法廷」


 10作目は、メアリー・エリザベス・カウンセルマンの「夜間法廷」車の事故でひとを殺しておきながら、コネで無罪となった男が、懲りずに猛スピードで車を運転していて少女をはねた。主人公の男は夜間法廷という車での死者たちによる法廷に引き出された。そこで未来について裁かれる。少女は娘だった。

 どうしても欲しかったので、ロバート・シルヴァーバーグの『大氷河の生存者』を7600円ほどで買った。ヤフオクで、ついこのあいだ、1480円だったのに、そのときは買わなかったのだった。教訓。欲しいものと出合った時は、即、落札すべし。
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