詩の日めくり 二〇二二年一月一日─三十一日/田中宏輔
炎上。ハッピー・エンドだった。
6作目は、アントニア・フレイザーの「わたしの車に誰が坐ってたの?」離婚して2人の子どもを引き取って育てている女性が主人公。車に男が勝手に乗り込んで主人公を凌辱するが、それは主人公の女性の妄想かもしれない。さいごは、子どもをまえの旦那に引き取られて、男に凌辱されたままになっている。
二〇二二年一月十八日 「デトロイトにゆかりのない車」
7作目は、ジョー・R・ランズデールの「デトロイトにゆかりのない車」互いに先に死にたいと思っていた老夫婦のもとに死神が訪れ、妻の命を奪った。夫は車で追いかけて死神と対峙した。夫は死神をこかした。死神は感心して
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