自称詩人がいなくならないかなと切に願います/花形新次
他者が誰も詩人だと
認めていないのに
恥ずかしげもなく
自分の書いたものは
詩だといって人様の目の前に出す
どうしてそんなことが出来るんだろう
おそらく人様の目と言っても
所詮自称詩人の目だからだ
これがまともな勤労者の目の前に
出すとなったら
ちょっと怖くて躊躇するはずだ
それでも平気な奴は
底知れない恥さらしか
精神病患者に違いない
(癒しを求めるおまいらも含めて)
そして自称詩人は
まともに文学作品を読んだことが
ないと思う
読んでもよく分からないのだろう
自分の自称詩のダメさ加減が
分からないのだから
文学作品を読んで
それに憧れを抱
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