白い麦わら帽子/
秋葉竹
まった
正しいと想うのは
これから
心は凍りつづけるだろうし
これから
だれからも愛されないだろうし
けれど
じぶんはこの街に生きて
すこしはじょうずに笑う日もあったり
すこしはぶざまに笑う日もあったり
片手にたりない
希望みたいな
イメージだけは
いつまでも握りしめて
いたいなぁ、って
どんな暗い夜の部屋に孤りでも
夜が好きだと云いはって、ね
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