詩の日めくり 二〇二一年十二月一日─三十一日/田中宏輔
ノコ』を合わせたものだ。清水さんのこれらの作品はひじょうにユニークなもので、登場人物の名前や舞台となる土地の名前も奇抜だが、着想が超奇譚になっている。
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この小説集『あれ』が第一巻となっているということは、続篇があるということだ。超、楽しみだ。それにしても、清水さんのこの小説、大きな出版社が動かないものかなと思う。
ロバート・シルヴァーバーグの『多元世界の門』、100ページほどのところ、主人公が命を助けた魔術師のおかげで、アステカの王子のひとりと出合うことができ、その人物の従者になることができた。冒険はこれから
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