氷のカケラ/秋葉竹
 
傷つける
はずじゃなかった好きという
言葉にならない夜の切なさ


歓びに
脳から背骨まで震え
これが生きてる理由(わけ)だとしたら


ただ君の
やりたいようにからませて
ふたりのこころをあわせてご覧?


生きている
涙もこぼれる寒い夜
月をみあげて詩人のふりする


道ばたの
氷のカケラをつまんだら
希いをこめて夜空に投げるよ










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