讃歌/
ひだかたけし
と円は交わって
融合し合いながら
それぞれの色彩を保ち
遠退く意識に百万の記憶が光景が
沸き立つように展開する
ひとりぼっちの夜を超え
苦痛に歪む肉を携え
深く沈んで
みんな、繋がったら
神々が絶えず堪まらず
この世界に
躍動する、湧出する
予感に震え
踊り出す
*
花から花へ
飛び廻る蝶のように
わたしたちのたましいは
かろやかに
破壊と暴力を孕みながら
均衡し
新たな次元を
開いていく
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