さみしい青さ/
秋葉竹
だれからも
傷つけられない日常を
祈ったほうがよかったかな
生まれ落ちて
生きてきたその日々を
なぞり書きしてるだけみたいな
そんな日々のなかで
天使に出逢えた幸せと
天使を喪失した
悲しみを
たぶん心が濡れてしまった
ただの心の弱さが受けとめられなくて
ただ晴れわたった空に
天使たちの乱舞をみた気がした
あゝ、
そうだよ
そこで煌めくのは
ただの
流星のような儚さなのかもしれないけれど
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