よふかしのうた/秋葉竹
辺で
ふたり花火をした夜も
なにもいえず
好きなのに
月をみあげていたなぁ
そして最後は
線香花火をみつめて
って、いつも、いつも
いつまでも、
あの夏の想い出の中で
よふかしのうたが鳴りつづけているのだろう
なら、
いつも、いつも
いつまでも、
このしあわせすぎた後悔を
忘れることなんかできやしないんだ
ちなみに、
あの月の下で舞い踊った
黄色い瞳の吸血鬼の罪は
綺麗すぎたこと
って
ほんと小っちゃな傷を置いておいても、
めっちゃ、
好きやねん、
(やっぱホンネは想い出の言葉でね)
て、
やっぱ、
好っきゃねん。
て、
ここで問題です。
この「よふかしのうた」は
果たしてほんとうは
ラブレターなので
しょうか?
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