詩の日めくり 二〇二一年七月一日─三十一日/田中宏輔
 
二〇二一年七月一日 「バリントン・J・ベイリーの短篇集『ゴッド・ガン』」


@rr0101kt そうですよね。先日、届いた『折りたたみ北京』が完璧なものだったため、よけいに、返品がふさわしいと思えたのでした。

@ikkatai ぼくも恋愛の詩はすべて夏のものです。


二〇二一年七月二日 「鼠年」


『折りたたみ北京』ケン・リュウの序文を読む。中国独自のSFなどはないという。ただSFがあり、自分はその一部を選択して、英語に翻訳したのだという。どうだろう。読んで確かめよう。中国独自のSFというものがあるのか、ないのか、見てみよう。

 1作目は、陳楸帆の「鼠年」
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