ひとつの内面の物語/ひだかたけし
 
もの
それらを担い
再び私は生まれた

ひとつの内面の物語
直観される思考の物語
想像力がイメージとして発露した

黄昏時は
不安を携え
訪れる
死への準備はゆっくりと
認識への努力は怠りなく
深い闇に光を求め
不快と苦痛を耐えていく


必ず歓喜の瞬間に到達すると信じて
必ず生動する宇宙を掴み取ると予感して

内なる神々の愛が溢れる
内なる故郷への憧れが溢れる









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