詩の日めくり 二〇二一年五月一日─三十一日/田中宏輔
知能を手術で、知能指数200にする話。実験は成功する。しかし、結末は、知能が日ごとにもとに戻るというもの。アルジャーノンは実験用のネズミの名前。主人公と同じ手術を受けて死んだネズミの名前。
25作目は、フリッツ・ライバーの「交通戦争」アルキ族とクルマ族の戦い。車に轢かれそうになった老婆が拳銃を3発、運転席に向かってぶっ放した。2発が車に乗っていた者に命中した。アルキ族とクルマ族のさまざまな争い。
さいごの26作目は、J・G・バラードの「終着の浜辺」浜辺のブロックのあいだを彷徨いながら妻と息子を探す男の物語。SFらしさなどいっさいない作品。
@minikurochibi 知りま
[次のページ]
戻る 編 削 Point(12)