詩の日めくり 二〇二一年五月一日─三十一日/田中宏輔
 
がいる。事故を起こした青年の足を移植することになったのだが、主人公の少年は、他人の足だったものが自分の足になったことに、なにか違和感を持つ。


二〇二一年五月十六日 「10万光年の迷路」


 きょうから寝るまえの読書は、ロバート・シルヴァーバーグの『10万光年の迷路』だ。初読である。10年以上もまえに手に入れたものだが、おもしろいものかどうかはわからない。シルヴァーバーグのものでも、あまりおもしろくないものがあることが、このあいだわかったからである。 https://pic.twitter.com/v3ziL9QMB6

『10万光年の迷路』宇宙に出てみると、他の種族がいた。そ
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