詩の日めくり 二〇二一年五月一日─三十一日/田中宏輔
クシー』下巻の3作目は、ロバート・シルヴァーバーグの「すいすい落ちてく」機械の精神分析機。不安定な人間と長いあいだ接触していたために、機械である精神分析機も不安定な兆候を表わしていたのだろう。
4作目は、ラリー・ニーヴンの「時は分かれて果てもなく」並行宇宙からさまざまなものを持ち帰ってくる会社が実現している世界で、自殺や殺人が急増しているという話。その捜査をしている警部が主人公。並行世界には、その主人公も自殺している世界もあった。
ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネルの『インフェルノ─SF地獄篇─』を、Amazon で買い直した。800円。(送料別)だった。手放したのだけれど、さっき、ニーヴンの短篇を読み直して、やっぱりニーヴンって、いいなって思って。もったいないけどね。
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