詩の日めくり 二〇二一年五月一日─三十一日/田中宏輔
 
っていた異星人の姿なのにね。男は仕事優先って時代のSFだもんね。

 2作目は、アイザック・アシモフの「入植者」名もない惑星に5人の宇宙飛行士が乗った宇宙船が不時着した。大気中に4%のアンモニアを含んだ毒性の大気である。地球の植物でテラフォーミングしようとしたが失敗した。4人が先に亡くなり埋葬した。埋葬後、大気の成分が地球型になりそうだった。

 清水鱗造さんから、小説『月夜に ゾウがはしごを上っていく』を送っていただいた。登場人物の名前が独特なのは、これまでの清水さんの作品に共通している特徴だ。清水さん独特の世界がここでも展開されるようだ。きょうは、清水さんの小説を読もう。 https:
[次のページ]
戻る   Point(12)