詩の日めくり 二〇二一年五月一日─三十一日/田中宏輔
ているとは思われない。
10作目は、ポール・アンダースンの「野生の児」母親とともに赤ちゃんの宇宙人が地球にいて、母親が死んだ。赤ちゃんは地球人に育てられたが、異能を発揮して、自分が地球人でないことを発見し、自分の仲間を探す。見つかるが、地球人に育てられたせいで、もはや宇宙人の仲間に入れないことになった。
11作目は、ジェイムズ・ブリッシュの「表面張力」宇宙船で植民するのに、その惑星の生物に人類の遺伝形質を保持させなければならなかったという話。たいくつなので、かいつまんで読んだ。おもしろくなかった。
二〇二一年五月二十五日 「悪夢の兄弟」
12作目は、アラン・E
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