疎結合/あらい
 
ントすらマグリットの空を、違った選択とタイムマシンから
アドバルーンへ躍らせるのだ。そのとき目覚まし道化のように叫びだした、

生活音を、
 ぶつくさ均しながら。
(アスファルトに追い詰める/
TV/
覗き込む透明の着信は
『まよいどり』
とヨゐ星に応じるに)

  荒れた天気から受精した能無しガールの点と点、
   不能の暴力を避けるようにカルガモとカモメ、
    〈無機質な、デバックの部屋〉
   軍用犬と顕微鏡をフルカラーで挟み込む
  酸性の目薬に蝋燭は何をいっているのかしら。

  これらマリンスノーの麗人。
    瞬息に焼け跡を価値観と歴史とした、レールの
      反りに、撥ねっ変える木々のように
    やかましい鉛筆で空色のナルキッソスの砂嵐を
          つくりだす。まつりはいまでも、供える
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